著作権の保護期間

著作権は著作者自身や著作物を他人からの不正な利用を止めることが出来る権利ですが、その権利はいつから有効なのか、そしてその権利はいつまで保護されるのでしょうか、また、商標制度のように延長することが出来るのでしょうか、そのような著作権の保護期間に関する疑問について考えてみましょう。


著作権の保護期間

著作権が有効になり始めるタイミングは前項でお話ししましたように著作物の創作と同時に著作権が付与されますのでその時からです。日本の著作権法の場合、著作権の保護期間は何年間有効と固定で定められているわけではなく、著作者の生存期間+死後50年、とされています。アメリカだと70年間、イランであれば30年など国によって異なります。

著作権の起算日

著作権が付与されるのは著作物の創作時からですが、著作権の保護期間を計算する際には、起算日は、死亡・公表・創作日の翌年の1月1日からとなっています。著作権が適応されるタイミング、著作物の創作時からですが、その著作者の死後50年間が著作権の保護期間となります。この際の創作時のタイミングを決めるものは、著作物に関連する記録や登録手続きによる記録から判断されます。ただし、例外として登録制度によって実名が分からず、無名や変名である場合は公表後50年間、団体名義・法人名義である場合は公表後50年間、映画の著作物である場合は公表後70年間とされています。

海外の著作権との関係

では外国の著作物に関してはどうでしょうか?外国との著作物に関する保護期間については、著作権に関する国際条約であるベルヌ条約・万国著作権条約の原則で定められています。
保護期間は各国の著作権法が優先して他国に適用されます。
つまり、我が国の著作権は他国に対して著作者の死後50年間有効です。
また、もしある国の著作権の保護期間が著作者の死後100年であれば、日本では100年間保護されるものとなります。

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