送信可能化権
送信可能化権とは実演家、レコード製作者、放送事業者、有線放送事業者が有する著作隣接権の一つであり、無断で送信可能化されない権利を実演家は専有しています。実演家等の生の実演を、サーバ等の自動公衆送信装置に蓄積・入力することにより、受信者からのアクセスがあり次第送信され得る状態に置くこと、パソコン等電子機器を使ってインターネット上にある状態にする事に関する権利です。自分の実演が録音されたCDなどを使って、送信可能化すること、実演家の了解を得ないで作成された作品を用いる場合に権利が働きます。
しばしば著作権の問題として取り上げられる、Winnyなどに代表されるファイル共有ソフトは他人からアクセス可能な状態になるため、ダウンロードが実際にあるなしに関わらず、この送信可能化権を侵害しているとされます。実演家はその実演を送信可能化する権利を専有していますが、ワンチャンス主義が適用されます。

